1991-02-16 第120回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
したがって、一般会計の歳出規模を大きくしましても、それの実質的な政策的運用といいましょうか施策の実行という点では、なお片手ぐらいは背中に縛られたまま行動しなきゃいかぬ、そういった状況にある。そういうことが指摘できるかと思います。 それで、その財政再建のためにどのような手だてを尽くすのかということが、どうもまだはっきりしないのじゃないでしょうか。
したがって、一般会計の歳出規模を大きくしましても、それの実質的な政策的運用といいましょうか施策の実行という点では、なお片手ぐらいは背中に縛られたまま行動しなきゃいかぬ、そういった状況にある。そういうことが指摘できるかと思います。 それで、その財政再建のためにどのような手だてを尽くすのかということが、どうもまだはっきりしないのじゃないでしょうか。
だからこそ何度も修正しながら実態に合わせつつ政策的運用の検討をやっているのだ。 そういう観点から見まして二、三説明をお聞きしますが、労働省は最近の失業率の問題や有効求人倍率の問題などを見て、わが国経済の現局面での雇用にどのような御判断をしていますか。
ですから結局、結果的には政府が、政策的運用でもってこれをチェックして指導を強めて、そのウエートが六割程度占めてやっていくのか、あくまでもやはり原則は、各金融機関の自由裁量にまかせて、その中で若干のコントロールを政府がやっていくのか、その辺のやはり原則的な態度が非常にまだ明快に、私は、お答えになってないと思うのです。ですから、その辺の原則的な態度ですね。
しかし、これは衆議院予算委員会等でもいろいろと問題になったように、非常に大手商社にやっぱり重点的に資金配分が行なわれている、こういうことだけは言えると思うんですが、こういう状況について、今後何かチェックするとか、政策的運用をはかっていく、国の政策指導は、これは入っていくような状況になりますかどうですか、その辺の考えは。
○始関委員 私は、公害防止のための財政金融上の措置と、それから税制並びに関税の政策的運用について、ここに二つの具体的な問題点をあげてお尋ねをいたしますが、私は、この二つの問題についての具体的な御答弁もさることながら、この質問に対する御答弁を通じて、同時に公害問題に取り組む政府の姿勢というものが、はたして本気であるのかどうかという点を確かめてみたい、かように存じます。
すなわち、昨年度の国債政策の算入に際して、政府はフィスカル・ポリシー、すなわち財政の景気政策的運用を強調し、これによって巨額の国債発行を合理化し、これこそが財政のあるべき姿であると主張したのであります。しかし、ここで申し上げたいのは、不況対策のために財政を膨張させることは容易でありますが、それのみがフィスカル・ポリシーでは断じてありません。